働き方改革の一環で「高度プロフェッショナル制度」が導入されつつありますが、 本当の「高度プロフェッショナル」な人は興味がないと思う件
こんにちは、管理人Kです。
働き方改革関連法案が5月31日に衆議院で可決され、参議院での審議に移りました。
特にトラブルなく、法案は可決するものと思われます。
その中で話題となっているのが「高度プロフェッショナル制度」
簡単に説明すると、年収が1,075万円以上の専門職の人については労働時間の規制を外し、残業代や休日出勤時の賃金が払われなくなる、といった制度です。
専門職とは、金融アナリスト・コンサルタント・研究開発職などが該当すると想定されています。(労働時間と成果の関連性が低いと考えられる職業)
該当の職種に就いていて、ちょうど年収がこの辺りの人は戦々恐々としているでしょうが、そもそも「高度プロフェッショナル」って何なのでしょうか。
管理人が考える「高度プロフェッショナル」とは、
「会社に頼らず、自分のスキルやアイデアでビジネスを営む人」
です。
もちろんサラリーマンでも唯一無二のスキルを持っている人も多いとは思いますが、会社から給与をもらっている人を「高度プロフェッショナル」と呼ぶには少し違和感を感じます。
自分でビジネスを営んでいる人にとっては「残業代」という概念はないでしょうし、労働時間も気にせず働いているでしょう。ほとんど趣味 = 仕事 みたいな状態になっているはずです。
なので、管理人が考える「本当の高度プロフェッショナル」な人たちは、今回の「高度プロフェッショナル制度」の対象にはならず、対して興味がないのではないでしょうか。
そう考えると、今回の「高度プロフェッショナル制度」は政府の自己満足にすぎないような気がします。
それでは。