Wrinpsブログ

ゲームとの正しい付き合い方を考えてみる

こんにちは、管理人Wです。

 

ここ15年ほどゲームからは遠ざかっていたのですが、最近「ポケモンGO」を始めました。

 

「所詮ゲーム」とバカにしていた部分もあったものの、始めてみると懐かしさもあいまって、なかなかハマっているのが現実です。(管理人はちょうどポケモン赤緑世代です。)

とはいえやはりゲームはゲーム。

のめり込み過ぎず、適度な付き合い方が必要なものです。

管理人には小さい子供もいるので、これを機会に「ゲームとの正しい付き合い方」を考えてみたいと思います。

 

 

まず初めに、ゲームのデメリットとメリットについて考えてみましょう。

 

 

間違いなく言えるのは

 

「ゲームはどれだけやり込んでも何にもならない」

 

ということです。

 

廃人になるほどやり込み、極めたところで、現実世界に残るものは自己満足以外何もないということがゲームの空しいところ。

ここだけは、子供にもしっかり伝えていかなければならない部分だと思います。

例外として、最近ではプロゲーマーとか、ゲームの配信、といった形で、ゲームのプレイヤーとして社会に求められる方法があるので、そうした活用の仕方はアリでしょう。

 

話を戻します。

 

では、「自己満足」以外にゲームが現実世界にもたらしてくれるメリットは何でしょうか。

 

1つは「息抜きの手段になる」ということ。

 

音楽を聴く、コーヒーを飲む、スポーツをする、といった様々な趣味と同様に、その人にとって日常のストレス解消になったり、「楽しい」と思える時間になるのならそれは1つのメリットといえるでしょう。



もう1つは「コミュニケーションの手段になる」ということです。

ゲームは年齢を問わず、手軽に相手とバトルしたり、協力したり、また攻略のための情報交換などを通じて、友人や親子間でのコミュニケーションの手段となります。

現に管理人にとっても「ポケモン」は保育園児の子供とコミュニケーションを取るための重要なツールとなっています。

ゲームを「コミュニケーションの手段」として使うことは、ゲームが現実世界にもたらしてくれる最大のメリットだといえるでしょう。

 

 

少し話は変わりますが「子供にいつゲームを与えるべきか」という議論が昔から尽きません。

結論としては「各家庭で決めろ」ということになってしまいますが、管理人としては、あまり幼いうち(小学校入学前など)にゲームを与えるのはデメリットが多いと考えています。

具体的には以下の①~④。

 

 

①簡単に達成感や強い刺激が得られる

ゲームは慣れさえすれば子供でもクリアできるよう、ちょうどいい難易度に設定されています。

また、派手な演出・グラフィックや日常では体験できないバトルなど、強い刺激を得ることができます。

それは結果として、日常での困難に取り組む気持ちを削ぐ(楽なほうに逃げようとする)ことや、現実世界で得られる様々な感動を薄れさせることにつながると考えられます。

 

 

②現実とゲームの区別がつきにくい

①に関連して「ゲームはこんなに簡単に楽しめるのに、なぜ現実はこんなに大変なのだ」と、現実からゲームに逃げる精神を醸成する可能性があります。

また、「こうげき」は現実社会では「痛いもの」であるという感覚が麻痺し、ゲームでの感覚をそのまま現実に持ち込んでしまいかねません。

 

 

③1人でも黙々と楽しめる

ゲームの魅力は1人でも黙々と楽しめる点です。

しかしそれが幼いうちから当たり前になると、周囲とのコミュニケーションの機会を奪い、コミュニケーション能力を低下させることにつなるでしょう。

 

 

④与えられた範囲内での遊び

ゲームはあくまでもメーカーによって「与えられた範囲内」での遊びにすぎません。

幼いころからそればかりやっていると、自分で遊び方を考える、「創意工夫・想像力・発想力」などの発達が阻害される可能性があります。

また、ゲーム内では与えられた選択肢の中から「正しい答え」を選んでいくことでクリアすることができますが、現実世界ではそうはいきません。

選択肢は無限大で、しかもそれは自分で見つけていく必要があります。ゲームの世界に慣れた子供はこうした点で躓くことが考えられます。

 

上記は管理人の私見であることにはご留意ください。

少なくとも我が家ではこうした可能性を鑑み、小学校に上がるまではゲームは与えないことにしています。

しかし、子供の場合はゲームを通じて言葉を覚えたり、世界観が広がる可能性も十分ありますし、子供同士のコミュニケーションにおいて重要な位置づけであることは間違いありません。

前半にも書いたとおり、ゲームは極めたところで何にもならない、という事実を念頭に置き、ゲームに人生を奪われないように、ゲームを自分の人生を豊かにする「手段」として活用するのが、管理人が思うゲームとの正しい付き合い方だと思います。

 

それでは。