天皇の退位日が4月30日(即位日が5月1日)に決定。中途半端だと思った人のために、その理由を説明します。
こんにちは、管理人Kです。
天皇陛下の退位が2019年4月30日、
そして新天皇の即位が5月1日に決まりました。
これを聞いて、
「中途半端だな」
と思った人も多いのではないでしょうか。
シンプルに考えれば、
新年の1月1日から、または、新年度の4月1日から、
というのが一般的な考えだと思います。
しかし、あえて5月1日としたのにはれっきとした理由があります。
今回は、その理由を説明していきます。
理由① 皇室や政治的行事が少ない
年末年始は皇室関連の行事が多く、また2019年4月は地方統一選挙が行われます。
さらに、人事異動なども相まって、霞が関周りはあわただしくなります。
天皇の退位及び即位は静かな環境で行われるべき、という意見があることから、
1月1日や4月1日は回避されました。
理由② システムの切替に適している
天皇が退位するということは、元号(今は平成)が切り替わる、ということです。
官公庁や企業のシステムでも、未だに和暦を使っているところも多いですので、
そうしたシステムの切替作業が必要となります。
4月末~5月頭は大型連休がありますので、
こうしたシステムの切替にはピッタリなのです。
(銀行関係のシステムの入れ替えもよくGWに行われます。)
システム関係の仕事の方は、2019年のGWは休みがないと予想されます。
お疲れ様です。
以上2つの理由を掛け合わせた結果、
天皇の退位日は4月30日に定められた、と考えることができます。
昭和の終わりに生まれ、平成とともに生きてきた自分としては少し寂しいですが、
残りの平成をしっかり楽しみたいと思います。
あと、別記事で新元号予想なんかも書いていきたいと思います。
それでは。