10歳Youtuber「ゆたぽん」とその親御さんへ
こんにちは、管理人Wです。
10歳のYoutubr「ゆたぽん」をご存知でしょうか。
彼は学校で先生の指示で動く周りの生徒がロボットに見えたとかで、現在は学校には行きたい時にだけいく、というスタイルで、Youtuberとして活動しています。
そんな彼の主張は「不登校は不幸ではない」・「自由に生きろ」といったもの。
別に彼が学校に行かないのは本人の自由ですが、管理人はやはり学校は行っておいたほうがいいと思います。
なぜなら、彼が使っているYoutubeも、パソコンやスマホも、それを世界に発信するためのネットワークや安全に配信するためのルールも、全て「学校に行った人」が作ったものだからです。
学校教育は当事者には窮屈なように思えますが、やはり基礎的な学力を身に着ける上では現時点では最も効率的な仕組みなのだと思います。
そして学校で身に着けた基礎学力があるからこそ、現在の生活が成り立っているわけです。
もし学校教育がなかったら、我々の生活は原始的な水準まで退化してしまうでしょう。
彼が「学校には行かなくていい」「自由に生きろ」と主張するのは勝手ですが、現在の自身の生活は「学校に行った人」によって成り立っているという現実をまず知ってほしいのです。
そうは言っても彼はまだ10歳。
どうしても考えが浅くなってしまうのはやむをえません。
そこで彼にこうした現実を教えてあげるのが「親」の役割です。
当然彼にも親はいるわけですが、父親は一緒になって「自由に生きる」ことを推奨する始末。これではいけません。
憲法26条が「教育を受ける義務」ではなく、「教育を受けさせる義務」となっているのも、子供ではまだ教育の意味が理解できないから、親がその責任を負う、という考えに基づくものなのではないでしょうか。
近年では子供たちに人気の職業としてYoutuberが挙げられるほど、「自由に生きる」とか「好きなことで生きる」ことがもてはやされていますが、それはあくまでも「そうではない大多数の人々」がいて初めて成り立つものであることをちゃんと理解してほしいものです。
そしてそれを子供や若者に教えていくのは、我々親や大人の役割です。
子供たちや若者がそうした現実を知った上で、さらに「じゃあ自分はどう生きていきたいのか」を考えるのは非常に有意義で素晴らしいことだと思います。
それでは。