どれだけバーチャルが発達しても、リアルの感動には勝てない。
こんにちは、管理人Wです。
先日Youtubeで90年代~2000年代前半の歌番組を見ていたのですが、
「みんな歌が上手い」というのが率直な感想です。
まだ今ほどコンピューターが普及しておらず、音声加工も少ないであろう時代であの上手さですから、生で聞いたら相当の上手さということになるのでしょう。
もちろん「歌が上手い」人が歌手になるので当然といえば当然ですが、現代は加工技術が発達により、さほど歌が上手でなくても加工でカバーできるため、プロになるためのハードルは下がっていると言えます。
ただ、残念ながら加工された歌声を聞いたところで私たちは感動することはできないのです。
別の例として、現代はメイクや画像加工技術の発達などで、素人同然の人間がアイドルになれる時代です。
しかし、やはり昔のアイドルとはどこか違います。
例えばアイドル時代の松田聖子さんはオーラがすごい。まさにキラキラしています。もちろん歌も上手いです。
2000年代なら松浦亜弥さん。デビューした頃から完成されていて、まさにラストアイドルと呼べる存在です。
現代のアイドルには「身近」であることの魅力があるのは間違いありませんが、アイドルの本来の意味である「崇拝の対象」「憧れの存在」からは遠ざかっています。
つまり何が言いたいかというと、
どんなに加工をしてよく見せたところで、「本物」には勝てない、ということ。
いくらバーチャルな体験をしたところで、リアルには絶対に勝てないのです。
SNS等を通じたインターネット上の交流も盛んですが、本当に心に残るのは現実での人と人との交流です。
どれだけ4K、8Kテレビが普及しようとも、生で見る絶景には絶対に敵いません。
テレビ会議も発達していますが、対面で話し合うのとはどこか違います。
合理性だけを求めるならば、大抵のことはコンピューターを使えば解決できるでしょう。ただ、それだけではきっと味気ない人生になってしまいます。
今の10代の若者はインターネットがあるのが当たり前の時代に生まれています。
それゆえに、「リアル」の素晴らしさを知る機会がない、バーチャルの罠にはまってしまう危険性もあります。
バーチャルが当たり前に普及したこのこの時代だからこそ、改めて「リアル」な体験に足を運ぶよう意識していきたいものです。
それでは。