「会話のノウハウ本」は読んではいけない。
こんにちは、管理人Wです。
先日、本屋へ「文章の書き方」に関する本を探しに行きました。
残念ながら目的とする本は無かったのですが、その近くに大量にあったのが「会話のノウハウ本」です。
・雑談力を高めよ
・人に好かれる話し方
おおむねこんなようなタイトルで、膨大なトークノウハウが掲載されているようでした。
ただ、
「実際会話する時、こんなにノウハウ覚えてられんよ」
というのが正直な感想。
ノウハウやテクニックを使うことにばかり気を取られ、
「次は何を話せば」
「こう言われたらどう返すんだっけ」
とガチガチになってしまい、結果、不自然なコミュニケーションになってしまうのは目に見えています。
かくいう管理人も恥ずかしながらクラブナンパを始めたばかりのころ、「これはウケる!」と思ったフレーズをメモしていたことがあります。
その一例がコチラ
「いやいや俺童貞!30代童貞。」
まず全然面白くないんですね。
さらにいざナンパの場でこれを言おう言おうと見計らう余り、肝心の女の子との「会話」はおざなりになり、女の子からは「コミュニケーションの取れない人」という烙印を押されることになります。
また、無理にこれを言いたいがあまりに、不自然なタイミングで使ってしまう可能性もあります。
女の子「仕事何しているの?」
管理人「30代童貞!」
誰がこんな人と一緒に飲みたいでしょうか。
話を戻しますが、会話のノウハウ本もこれと同じで、いくら頭に叩き込んだところで、それを実戦で使いこなすのは非常に困難だと思うのです。
会話で大事なのは相手に違和感や不自然さを与えず、心地よく言葉をやりとりすること。管理人はよく、会話は「テンポのよいキャッチボール」であるべき、と説きます。
そのためには、以下の3点だけ抑えておけば大丈夫です。
①明るいこと
内容うんぬんよりまず、明るいことは大前提。
リアクションが明るいだけで、相手は「もっと話したい」となるものです。
②相手の話をちゃんと聞くこと
人の話を聞かず、自分の話ばかりしたり、トンチンカンな返事をする人は不快です。
まずは相手の話をちゃんと聞くよう心掛けましょう。
③難しく考えず、素直な気持ちを答えること(不自然でないこと)
気の利いた返事をするのではなく、自分が素直に感じた通り答えればいいのです。
質問の意味がわからない場合、知ったかぶると後で必ず違和感が生じます。
素直に「○○はどういう意味ですか?」と答えることで、自然と会話が展開していきます。
「会話」が苦手と感じる人は、要は難しく考えすぎ。
だからといってマニュアルやノウハウ、形式にばかりとらわれると、さらに何も話せなくなります。
この3点だけ意識して、あとはできるだけ多く「会話」のバッターボックスに立ちましょう。
恥をかいた分だけ、人間は成長していくのです。
それでは。