Wrinpsブログ

自称「いじりキャラ」の人へ。 「いじる」というのはとても難しい行為であることを理解してほしい。

こんにちは、管理人Wです。


キングコングの梶原さん(現在はYoutuberカジサックとして活動)が、某イベントで評論家の宇野常寛という人を過度にいじり帰らせてしまう、という騒動があったようです。

 

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イベントの詳細はよく分からないのでこの件については言及できませんが、今回管理人が伝えたいのは

 

 


「いじる」というのは、実はとても難しい行為である

 

 


ということ。

 

一見、相手の欠点やミスをバカにして笑いを取るだけなので簡単だと思う方もいるでしょう。

 

ですが、その「いじり」は、実は多くの人を不快にさせている可能性があります。

 


管理人は基本的に「いじられる側」なのですが、されて「楽しい」いじりと、「不快な」いじりが確実にあります。

 

 

楽しいいじりは以下のようなもの。

 

・明らかに「ここいじって欲しい」とアピールしている部分をいじったり、相手の良さを引き出すいじり

 

・いじりやすいけど、本人が深刻に悩んでいない部分をいじってくれること

 

・普段の付き合いなどから「自分のことを見下してない」ことが明らかないじり

 

 

 

 

一方で不快ないじりは以下のようなもの。

 

・こちらが触れてほしくないところ(大切にしているものや、本当に気にしていること等)をいじってくること

 

・自分のことを「バカにしている」「見下している」「利用している」ことが伝わるいじり

 

 

 

いじりが上手い人は、こうした点に気を配り、超えてはいけない一線を超えないよう配慮しているのです。

 

例えば有吉弘行さんは毒舌やいじりでブレイクしましたが、裏ではものすごく礼儀正しく、共演者やスタッフに優しかったり、いじった相手へのフォローを欠かさないそうです。

 

いじられた側は「自分をバカにして言っているのではない」ということが分かる上に、自分が美味しくなるよういじってもらえるので、不快になることが少ないのでしょう。

 

 


世の中の自称「いじりキャラ」は、他人をいじれば笑いが取れる、と安易に考えすぎです。

 

が、そのほとんどは「いじられキャラ(≒気さくな人)」が面白いリアクションをしてくれるからであって、決してあなたの実力ではありません。

 

そして自称「いじりキャラ」の雑はいじりは、少なからず「いじられキャラ」やその周りの人を不快にしています。

 


相手を不快にさせる「いじり」はただの悪口やいじめにすぎず、そのような勘違いいじりを続けていると確実に周りから友人がいなくなっていくでしょう。


一方で相手を不快にさせない、相手のことを考えたいじりは周りから見ていてもほほえましく、幸せな笑いを生みます。

 

 

 

また笑いという点に限定せず、「いじり」は相手との距離を縮めるためのコミュニケーションの手段としても有効です。

 

「いじることができる」というのは、お互いに気を許し合っている、ということの1つの証明でもあるのです。

 

しかし使い方を誤ると相手を不快にさせてしまう諸刃の剣でもあるので、使う時は相手との距離感を上手くうかがいながら慎重に使うようにしてください。

 


以上、いじられキャラの管理人から自称「いじりキャラ」の人へのメッセージでした。


それでは。